冒険家◆風間深志◆講演会記録

3月3日風間さんがバイクでやってきた(講演会記録速報)


☆準備開始


午前中に並木第三小学校の角に大きな看板を掲示した。

☆バイクによる試走


講演を始める前にバイクに乗ってもらった。
本人はあまりバイクによるデモンストレーションは好きではないようだ。


☆講演会
午後1時30分より50人の参加者による講演が、並木コミュニティハウス研修室で開始された。
土屋館長のあと今回のコーディネーター平松さんの司会で大きな拍手のもと講師の風間さんが登場した。

写真左土屋館長、右平松さん


(講演の要旨)
  • バイクは北極でもエベレストでも押して歩いた。何もせずに歩くより大変な力がいる。しかし自分はバイクが好きだからバイクと一緒に動く。バイクの重さは夢の重さ。
  • 冒険と日常の世界と表裏の関係にある、幸せな家庭に戻るために危険な旅に出てつらさをこらえている。自分の冒険は日常に支えられている。
  • 冒険と探検の違い/冒険家は純粋な自分の夢のために行動する。探検隊は何らかの利益のために行動をする。コロンブスの新大陸発見が大きな国益をもたらしたように。冒険家が利益を求めたらおわりである。
  • 冒険の中でいつも自分とは何か考えている。厳しい環境の中でバイクと一緒に、何故このような事をしているのか自分と葛藤しながら自然と闘っている。風の間を深く志す、親は良い名前をつけてくれた。
  • 北極で凍傷で指を切ることを迫られた時、自分の体は母親がくれたものだと実感した。父親には精神をもらった気がする。子供にたいしては「今を大切に考えて生きる」ことを教えている。
  • 北極の一年は一日と同じ。一年で夜と昼が変わる。行動しているときはいつも昼間である。そのためには一日の時間を8時間に3分割して、睡眠、作業、食事という規則正しい生活が必要。夜の大切さが良くわかる。
  • 北極には緯度経度がない。方向の無い世界は寂しい。東、西、南が非常に恋しい。方向が恋しいという感覚は極点にいかなければわからない。また、太陽が頭の上をグルグル回っている世界には時間の感覚が無い。ある意味で人生は時間だから時間に涙する。
  • 北極には土がない。土は死体などを微生物が分解しているが、土のない世界では死体が消えない。南極では何千年前の動物の死体がある。もし地球に土がなかったら死体が永久に転がっている恐ろしい世界になる。土の自然循環の能力は素晴らしい。
  • 時間、方向、土という23.5度傾いて太陽を公転している地球という惑星の特性は素晴らしい。地球と人とは同じ。自然を大切にして元気に生きることが必要。
  • 父親(89才)が生まれた時代は世界の人口は9億だったが、今は70億だ。90年の間に7倍も人口が増えている。何万前縄文時代の人の寿命は23.5才だった。その頃は人と自然が共存共栄していた。
  • 今まであまり自然の価値を理解しなかった時代だが、これからの時代は自然を強く意識して生活しなければならない。例えば、水棲昆虫の専門家などは今まで奇人扱いされていたが、水棲昆虫の生態を知ることで、そこを流れている川の領域の生態系がわかることになる。今までの奇人が川の環境を知る人として立派な職業となる。
  • 自然界の生物がそうであるように、人間も無理をせずに自然に生きることが重要だ。


(会場の様子)


以上が私が勝手に要約した講義の概要です。自分なりに編集しましたので多少講義内容と異なることをお許しください。
会場には、70才の男の方がいて、これから自転車でオーストラリアを縦断するつもりなので、準備の方法は、など熱心な質疑がありました。


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