「福祉のまちづくりグループ」に応募

とんなんたいは「市民発意型福祉のまちづくり重点推進地区事業」に応募し、最終選考4団体に選ばれました。

横浜市福祉局福祉のまちづくり課は、昨年初めての試みとして、市民発意型福祉のまちづくり重点推進地区事業に参加する福祉団体を 公募しました。選考される1団体に対して12団体の応募があり、事前審査で最終選考の4団体に選ばれました。

審査会の発表内容

平成12年8月22日に横浜市庁舎で選考会が開催されました。
4団体が選考されていましたが、1団体の辞退があり、当日は次の3団体の発表となりました。
  1. 本牧まちづくり会議(中区)
  2. ふれあい磯(磯子区)
  3. 富岡並木調査隊(金沢区)

富岡並木調査隊(とんなんたい)プレゼンテーション
  1. 富岡並木調査隊の活動地域

    • 金沢区並木1丁目〜3丁目:金沢シーサイドタウン
      昭和40年2月飛鳥田市政により発表された「横浜の都市づくり将来計画の構想」による横浜市六大事業の一環として開発されたニュータウン
    • 金沢区富岡東
      旧市街地で、古くからの漁村。明治時代には別荘地として有名で、昭和に入ると海水浴場として知られた。社寺が散在し、埋め立て前の海岸緑地が残存している。

  2. これまでの活動経緯

    • 目的
      いまある街の資源を活用・再利用することで、誰もが安心して暮らし続けられる街にする、街のお手入れ法を検討すること=「街繕い」を目的に、平成8年7月に成立
    • これまでの活動内容(資料1参照)
      • 平成8〜9年 高齢者疑似体験・ガリバー&アリス地図の作成
      •  9〜10年 街のマスタープランづくり
      • 10〜11年 大立体模型地図の作成と展示会
      • 11〜12年 ウォークラリー開催・フリーマーケット参加・並木第二小学校授業参加
        街を知るための「まち知り連続講座」全5回開催・長浜緑地保全活動
    • 活動を通しての結論と問題点
      並木では、人口構成(資料2参照)からみて、近日、高齢化社会に突入することは確実である。 いずれ、高齢者世帯のケアや介護施設の設置、住宅の高齢化仕様、街の交通動線の見直し等が問題となってくる。 また、高齢化に対応できる共生居住システムや助け合いネットワークの設立が必要である。しかし、最も重要なことは、こうした問題について、住民に知ってもらい、考えてもらうことである。
      とんなん隊では、イベントや講座の開催等で、住民の意識の喚起をはかってきたが、なかなか、知られないのが現状である。

  3. 「福祉のまちづくり」の目的

    • 上記の問題に対処するには、福祉に重点をおいた情報を収集し、ソフト、ハード両面に対応できる連合組織の設立が有効であると思われる。 しかし、並木町内の自治会は29もあり(管理組合も同数)、団地の建築事業者や建築時期の相違から、街の将来について取り組む機関がない(連合自治会はあるが、管理には関与していない)。
      そこで、地区協議会を立ち上げることで、町内のいろいろな組織・グループに情報交換の場を設け、相互の交流を活性化させ、高齢化社会で並木に住み続けるための方策を検討したい。 そのために、アンケート調査により街の実態を把握し、高齢化社会に応じたネットワークの形成を目指す。
      将来的には隣接する富岡地区や産業団地も巻き込みたい。
地区協議会の構想

4.活動計画
審査会の選考結果

    選考結果として「ふれあい磯」が選ばれました。「とんなん隊」の活動にも審査委員の方から様々なご意見をいただきました。この貴重なご意見を参考にして活動内容を考えて直して行きたい、と思います。
審査委員の意見
  1. 皆さんの情熱は感じられるが、住民だからこそ動態調査、アンケート調査の難しさ、特に全数調査には限界があることを認識しておくべきであろう(プライバシー等)。
  2. これまでの地域への啓発活動の成果は本当に素晴らしいと思う。特に発想が豊かで、イベントの企画、効果的実践などは、他の団体も参考にできることが多い。しかし、その後の「まちづくり」の発展への具体的な活動が見えてこない。 地域への成果として何を求めるかを明確にすべきと考える。
  3. まちづくり、特にパートナーシップ推進モデル事業に取り組んできた実績や理念、目標は評価するものの、現実的な重要課題である現存する地域組織と関係整理が不整序であることが解明されていないし、最も重要なところを行政に依存しているのが見えるのが残念。
  4. 従来から活発な「まちづくり」活動を進めている自発的なグループである。「まち繕い」などユニークな発想で活動しているが、地域にある他の活動や組織との結びつきが弱い。活動は総じて問題提起・啓蒙型であり、現実の事業を推進する「まちづくり」協議会など、具体的プロセスが見えてこない。 本事業としてオーソライズされなくとも、地道に地域の中の合意形成を育むべきであろう。
  5. 活動実績、「福祉のまちづくり」の目的は理解できますが、基幹となる協議会が結成できるのか大変不安です。また、実績・目的に障害者との関わりがほとんど見えないのが不満です。
  6. 自分たちの町を知り学び、その結果を地域に情報発信する活動が中心となっていて、具体的にどのような活動を展開するか見えてこない。とりわけ地域コミュニティとの連携がないと、今後の活動が進められないのではないか。
委員の先生に共通しているのは地域組織との結びつきが弱い、という点です。この点配慮して現在連合自治会と協議中です。
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